【 茨城沖に警戒 】 2014/10/31(金)M6以上の地震の恐れ・・・ 予測的中の電通大名誉教授が警告
東日本大震災から3年半が過ぎたが、大地震への恐怖はいまだに収まっていない。 9月中旬には、茨城県南部を震源とするマグニチュード(M)5・6、最大震度5弱が発生し、 重傷者を含む複数のけが人が出た。 実はこの地震を予測し、的中させた研究者がいる。 研究者は、今月31日までに「茨城沖で M6以上の新たな地震が起きる恐れがある」と警告、注意を呼びかけている。
栃木、群馬、埼玉3県など、関東の広範囲で震度5弱を観測した9月16日の地震。 オフィス街の東京都千代田区でも震度4を記録した。
この地震をピタリと予測したのが、『地震は予知できる!』(KKベストセラーズ)の著者で電気通信大学名誉教授(電波理工学)の早川正士氏(70)だ。
「地震発生直前の9月11日、『9月15日から19日までの間に関東内陸部でM5・5程度、最大震度5強』という地震の発生予測を出した。ほぼ完璧に発生時期や規模、場所を特定できた」(早川氏)
「地震学での予知研究は、10~100年単位での中長期予測が中心となり実用性に乏しい」(地震学者)
が、早川氏の研究では、数日から1週間先の短期予測を可能としていることから、防災計画に役立てやすい側面がある。
・なぜ短期予測は可能なのか。
「地震の数日から1週間前には、地下にある地殻が破壊され、そこから電気が発生する。これによって電磁波が生じ、大気上空にある電離層に異常が生じる。この異常を測定することで、地震の場所や規模を特定する」(早川氏)
・次に起こりうる地震のエリアと規模は?
早川氏は「解析結果で、茨城県沖の海底を震源とするM6以上の地震が今月31日までの間に発生する可能性が出ている。内陸型ではないため、それほどの揺れにはならないかもしれないが、津波には警戒が必要だ」と指摘する。
長野、岐阜県にまたがる御嶽山(おんたけさん)が噴火するなど、地震との関連が指摘される火山活動も活発化の様相を呈している。 早川氏の研究は火山活動の監視にも役立つという。 「火山噴火の前には地下のマグマだまりからマグマが上昇し、それに伴って地電流が発生する。火山の両端に観測器を設置してその電流を計測すれば、火山活動の予知に使えるはずだ。場所は特定されているのだから、より確実な予知が可能になる」(早川氏)
出典: http://news.livedoor.com/article/detail/9411828/
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