【ひょうたんから駒】冷やかしの告白がホントになった純愛ストーリー

高2の時、「公開告白」というのがあった。
「学校へ行こう！」の世代だったので、そこから来た流れだと思う。
(「学校へ行こう」はV6がMCのテレビ番組で学校の屋上から言いたい事を言うコーナーがあり、そこで告白する子もいた）
 

私が学校で公開告白を見たのは2回。
1回目は、転校する女の子がホームルームで挨拶するときに同じクラスの男子、朔ちゃんにその場で告白、玉砕した。
2回目はその次の日、Aさんがギャルに命令されてのこと。

この時も朔ちゃんがターゲットだったんだけど、この朔ちゃん、結構なイケメン。
分け隔てなく接するタイプで、DQNから優等生まで朔ちゃんの友人の幅は広かった。
特に女子からは絶大な人気で、どこに行くにも人の目があって少女漫画？って感じだった。
 

対するAさんは、川村エミコにそっくり。
話しかけると優しそうなん感じだけど、主張が少なく「暗い」って誤解されるタイプ。
いつもギャル集団からからかわれてて、「Aさんさぁ、○○(流行りモノの名前)って知ってる？」「マジ?知らないの！？やばくない！？」を繰り返す感じ。

で、昼休みに、またギャルがAさんに話しかけてきた。